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2014年07月31日

『 夏の雨路傍に濡るゝ田のかんさ 』 再録古里交心



★。・。・゜♪゜・。・。★ 再録古里交心 ★。・。・゜♪゜・。・。★






フォト575『 夏の雨路傍に濡るゝ田のかんさ 』yr0101






★ 再録古里交心yr0101

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夏の雨路傍に濡るゝ田のかんさ

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★ ありがとうございます。







 でも、最近、卑弥呼に巡り会って、
 八百万の神の日本にすこし興味を持ってきています。
 「神の国日本」ではなく、「田のかんさ」の国の日本です。あぜ道のどこにでもいる田のかんさがいいですね。神社も仏閣も要りません。雨ざらし日ざらしの道祖神さんも野仏さんも好きです。

 ということで、まだ歴史を辿り直していないのですけれど、
 万葉の奈良までが仁の心には親しいですね。
 心の故郷であり、ロマンのはじまりです。


 ほんとうに奈良は歩くしかない所ですね。
 歩いても、何もないんです。
 目につくのは権力闘争の表舞台。

 けれど、目に見えない世界は、もっと豊かなようですね。
 様々な人々の思いがシンクロし合って大きなもう一つの世界を創りだしてきたような気がします。その大きな創造的な精神の流れの中に流離うのがいいようです。
 これから少し本を読んで、そんな世界に浸ってみたいと思っています。



 とはいえ、仁も虚弱運動音痴なんです。
 2月にマイフレの花人さんに教えてもらって、龍王山に登って奈良を眺望しようと思ったんですけれど、心臓ばくばく、1時間でリタイヤしました。

 いつも散策するのは、明日香川と甘樫丘周辺。山辺の道です。
 神社仏閣は写真は撮りますけれど、やっぱり興味は湧きません。



 > 打ち返す波に想いを託せしが砕けて散りし涙となりて   花呼


 荒波も小波も吾の心にて涙にもなる歓喜にもなる   仁





――☆◆♪  今日の仁の一句    ♪◆☆――





 > 夏の雨きらりきらりと降りはじむ   日野草城




 待てば降る恵み豊かに夏の雨   仁


 さもあらばあれ身も天任せ



 指一本命漲る蕎麦の花   仁


命共振野に力充つ





 今、仁は、体は自由に動かず、人と行動をともにすることはできませんけれど、
 心は、昔と、ちっとも変わっていないんですよ。
 語り合い、語り明かせるように、交心できればいいなぁと願っています。

 じゃぁ、体も動かず、行動も共にできない人間が、語り合えることはあるのか。語り明かしたいほどの内容があるのか・・・

 そして、仁は、ある、と信じているんです。
 魂の交心です。
 魂は、体を越えていますし、
 現世も超えていますので、
 自由自在なんです。
 魂の時空は、幻視する世界ですから、
 信じる力がないと、幻視する力も生まれませんけれどね。

 遊行期というのは、
 魂の時空を生きることだと信じています。
 良寛さんと貞心尼さんの出会いも、魂の時空の創造だったんでしょうね。
 だから、良寛さんが亡くなっても、貞心尼さんは、観自在、良寛さんと共に生きていたんでしょう。現身は静里さんと共に在ったとしても、魂は良寛さんと交心していたのです。

 そんな魂の交わる時空を創造していく楽しみを語り合えるようになれば、楽しいでしょうね。
 老仁の妄閾では、ちゃんと在るんですけれどね、
 まだ、そこが幻えない人と語り合えるようになるには、やはり、材料がいるんですね。
 その材料を、仁も、これから、読んで、
 そこを入り口に、語り合いを深め、進めていく必要を実感しています。


 イザナミさんは、黄泉の世界へ行くように、宿命づけられていたのでしょうけれど、
 宿命づけられる構図が見えてくると、
 それは、かわいそうなことではなく、再生と創造への過程であることが理解できるようになるのではないでしょうか。



 荒波に揉まれる乙女揉まれつつ心落として命に帰れ   仁





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★。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★。・。・゜♪゜・。・。★



  


Posted by 青柳仁 at 16:17Comments(0)筑紫路を歩く写真俳句