2013年01月02日

踊る手にモロカミ降りよ松飾り

★。・。・゜♪゜・。・。★ 言葉あそび575で交心 ★。・。・゜♪゜・。・。★







★ 言葉あそび575交心v13z010201

――★♪♪★―――――――――――――★♪♪★――

踊る手にモロカミ降りよ松飾り

――★♪♪★―――――――――――――★♪♪★――






 結び松は、有馬皇子の悲劇の歌枕ですけれど、門松のめでたさと結ぶの漢字の組み合わせを遊んでみました。
 正月松の内は人の寄る所はどこでも門松が飾られています。今年も三社参りは隣の街の風浪神社に行きましたけれど、大きな門松に迎えられます。
 カミさんは門松に降りてくるのですね・・・
門松はカミさんが降りてくる目標だったり、降りてきたカミさんが一休みする依代であったり、安息する所でした。カミさんにゆっくり寛いで楽しんでもらうようにお酒や果物、土地の産物で歓待したのでしょう。カミさんと親しくなって、喜ばせて、また来てくれるよう約束もしたのでしょうね。

 有馬皇子の頃もそう事情は変わらないでしょう。カミさんが降りてくる松に願をかけて、その願が守られるように松の枝に確りと結んだのでしょうね。
 「吉」は「士」と「口サイ」でできています。「士」は戦士が身分の象徴として持つ小さな鉞の刃を象形する字です。願をかける祝詞を入れる口サイの上に鉞を置いて祝詞をしっかり守るんです。願が守られると幸せになりますから「吉」は「よい、いいことがある」ことを意味するんです。
 「結」はそのいいことをもたらしてくれる「吉」をさらに「糸」で結んで、より確かなものにすることです。結ぶことに大きな念が込められているんですね。
 万葉の人たちは離れて暮らす時、相手が浮気をしないように下紐を結んで念をかけ、貞操を守ることを誓い合いました。


 踊る手にモロカミ降りよ松飾り   仁


 竹のごとくに吾も笑わん





★★★ つけ句あそび交心w12m110202『 紐解いてきみ待つ秋の灯しかな 』 へどうぞ!!! ★★★
 





★ 言葉あそび575交心v13z010102

――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――

招福の詞念じて結び松

――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――






 > 有りがたし福まつ門の初みかげ   松束


 神なる巳の女に憑きし   仁


 松束さん、ご丁寧な賀詞をありがとうございます。
 寿ぎ語満載の宝船をもらって今年もHappyに暮らしていけるようです。
 蛇は弁財天さんのお使いなんですね。子どもの頃抜け殻の頭を拾ってきて財布に入れていたことを想い出します。高校の時二日市駅の裏手の方面に住んでいた姉の家を夕方訪ねての帰りに、たんぼ道の草むらから招きの声が聞こえました。夕暮れでしたけれど、草むらに小さな折り紙上のものがありました。何気に拾って開いたのですけれど、なんと、小さく折りたたんだ一万円札だったんです。お金がなくなると姉に無心に行っていたのですけれど、無心したお金よりも大金です。ちょっと怖くなりましたけれど蛇の神さんの恵みだとネコババして、恵みに感謝し、その記念に『広辞林』を買いました。今でも机にあって愛用しています。凡愚老仁の言葉遊びの始まりでもあったのです。
 財布の中の蛇の頭の抜け殻神は凡愚老仁の弁天さんだったのでしょうね・・・


 招福の詞念じて結び松   仁


 束に重ねて永久に降らせん


 つい最近白川静さんの『常用字解』に巡り遇いました。
 漢字のはじまりの面白さにはまっています。人生のゴール間際になって漢字のはじまりに巡り遇い、好奇心全開して、言葉あそびも振り出しに戻ってしまいました。
 死にとうない。
 せめてあと十年は生き存えて、たっぷり、言葉あそびを堪能したいと欲が出てきています。欲が出ると逆目が出てしまうものなんですけれどね・・・
 何度も何度も脱皮して命を更新し、長寿を全うする巳の神さんに帰依させてもらおうかと念ってもいます。『字解』はアニミズムの復権の門松でもあるんだと思っています。


 白川静さんは甲骨文字を通して、祖霊神の占有する漢字の発明を解明してくれましたけれど、その祖霊神の依拠する神さんは、やはり、自然神なんですね。
 蛇もその自然神の一つですから、祖霊神の祭祀の、「祀」には、ちゃんと「巳」が居るんです。「巳」の甲骨文字は、大きな頭をもたげた蛇の象形なんです。「示偏」は祭祀の祭詞を入れる「口サイ祭器」を置く祭壇なんです。その祭壇の前に巳へびがいるんです。
 ですから古代人の祭詞の大本は雨風や雷など自然現象や生き物や事物をみんな神として畏敬していたのでしょうね。アニミズムは古代人の知恵であり、科学であったろうと想像します。命の大本の天地の不思議な力、そして偉大なエネルギーを人々は神として畏敬したのでしょう。その心は現代人もまた同じだと思うのですけれど、現実にはその心を忘れて自然の流れに逆行するような生き方をはじめているし、自然の体系を破壊さえし始めているのでしょう。現代の戦争はその最悪のものでしょうし、原爆、原発は半永久的な自然破壊装置でしょう。
 この自然破壊装置の価値軸をチェンジして、蛇のように新しい命として再生する知恵に、人類は回帰する世紀に入っていると思うことしきりです。


 言霊の詞宿せる冬すみれ   仁


 紫の野にカミ甦れ


 元旦早々幼稚な言葉遊びに耽らせてもらいました。
 松束さん、めでたさに免じて、ご寛容ください。


 今年もいいことにたくさん恵まれて、クラス会で、いっぱい交感できることを楽しみにしています。
 またいろいろ教えてくださいね。
 よろしくお願いします。





★。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★。・。・゜♪゜・。・。★



★★★ 徒然575交心v13z010109『 夕富士のめでたさについ酔い心地 』 へどうぞ!!! ★★★
 


★★★ 言葉あそび575交心w12k122104『 かまくらの一夜かぎりの祈りの灯 』 へどうぞ!!! ★★★
 



★。・。・゜♪゜・。・。★ リンク ★。・。・゜♪゜・。・。★





同じカテゴリー(言葉あそび575交心)の記事画像
『 初雪を見んとて阿蘇へまっしぐら 』林住期道楽交心sy0513
『 蝋梅の香り知足の母たりき 』
『 鈴の音の歌謡に躍る草木の芽 』
『 冬麗ら魂魄帰る吉野ヶ里 』
同じカテゴリー(言葉あそび575交心)の記事
 『 遍路笠浜風うけて立つ孤老 』遍路575交心ry2202 (2016-02-22 21:39)
 『 初雪を見んとて阿蘇へまっしぐら 』林住期道楽交心sy0513 (2015-02-05 21:35)
 『 蝋梅の香り知足の母たりき 』 (2013-01-24 14:07)
 『 鈴の音の歌謡に躍る草木の芽 』 (2013-01-22 19:36)
 『 冬麗ら魂魄帰る吉野ヶ里 』 (2013-01-20 00:06)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。