2013年03月07日

『 朝倉宮の謎を追う01 』w12s070901

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★ 『 朝倉宮の謎を追う01 』w12s070901

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合歓の花天武も狂タブれに喰われけり

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 摩人さん > 「蘇我蝦夷が焼いてしまった皇統記」
 蘇我蝦夷さんは、『皇統記』を焼いたのですか。
 あるいは、蝦夷さんが『皇統記』を焼いたことにしたのですか。
 歴史編纂者は、どちらでも自由に記述することが可能なのですね。
 もし、異議申し立てする者は、確実に抹殺していく強権体制を確立しておれば、歴史書の権力編纂は自由だし、その体制が四五代続けば、その歴史書は維持されるでしょうし、その後政変があっても、新しい政権にすぐに新しい歴史書は作成できないでしょうから、日本書紀以後の歴史は、その新しい政権の意向で書かれたとしても、『古事記』や『日本書紀』はそのまま存続しつづけ、江戸時代でも現代でも、歴史の原典として、論争の核になっていることに変わりはないのですね。
 それを偽書として批判しても、新しい全く別座標の日本の歴史書を構築しても、一つの学説の域を出ないものになるのでしょうね・・・

 聖徳太子はいたのか、いなかったのか。
 そんなことの真偽さえも、確定できないのだとしたら、歴史って、何なのだろう、ってつい思ってしまいます。

 邪馬台国は九州にあったのか、畿内にあったのか。
 はたまた、沖縄にあったのか。
 大学の先生たちも、喧々諤諤の論争を巻き起こして、学説を興し、本がよく売れて、博士号ももらって、講演会も盛会を見て、ほんとうに楽しく面白く人間社会は営まれていくものなのでしょうね。


 今さらながら、凡愚老仁も、卑弥呼さんはみやま市の女山ゾヤマに棲んでいたのだと、そんなロマンを作りだしたくなっています。

 尖閣列島は日本の領土か、中国の領土か。
 領土もまた覇権者の恣意次第なのか・・・


 でも、歴史には、もう一つ、人間尊重に根源を置く国家理念というのがあるのですよね。
 どちらの国家理念が人々と世界の信望を得るかが問われ、裁定を受けるのでしょう。

 継体王権と筑紫王権とどちらの理念が当時の人々の信望を得ていたのか・・・
 それぞれの王権の理念はどんなものだったのか・・・

 天智天皇の理念と天武天皇の理念はそれぞれどんなものだったのか・・・
 兄弟の間で、なぜ理念の対立が起こったのか・・・

 親百済派と親新羅派の抗争だったのか・・・


 そして、『日本書紀』は親新羅派の天武天皇の理念で編纂されたけれど、持統天皇の本卦還りで親百済にすり替えられた、というようなことも人間の情として考えられるような気もしてきます。

 斉明天皇も「狂心タブレゴコロ」で独立国家ビジョンを構築しようとしましたし、持統天皇も則天武后の真似をして天武天皇を無化する女帝になろうとしたとも考えられます。
 女帝には、卑弥呼に似た神がかりの神秘な神通力が発動するのでしょう。


 合歓の花天武も狂タブれに喰われけり   仁


 女帝の影に男在りちゅう




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Posted by 青柳仁 at 19:30│Comments(0)筑紫路を歩く
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